冷却の生理作用
(1)血液への作用
1、前半血流減少
2、後半血液増加
(2)神経・筋への影響
1、神経伝達速度への遅延
2、疼痛閾値を高める
(痛みを感じらくなる)
(3)筋量変化
(4)痙性の抑制
(5)筋収縮活動の刺激
(6)結合組織の伸張性低下
(7)呼吸と血液への影響
失語の種類と特徴
1、ブローカ失語
言語表出の障害であり音声、文字による言語表出ができない
言語を理解することはできる
中大脳動脈や内頚動脈の領域が原因になる
ブローカ野は大脳皮質の前頭葉にある
2、超皮質性運動失語症
言語表出障害に比べて復唱はできる
3、皮質下性運動失語症
話すことは困難だが文字に書くことはできる
4,ウェルニッケ失語
話すことできるが理解ができない(自分の言ったことも理解できない)
5、超皮質性感覚失語
言語理解ができず復唱ができる
6、皮質性感覚失語症
聞いて理解することはできないが文字を読んで理解することはできる
7、伝達失語
物品呼称と復唱が困難
8、全失語
言語の表出、理解もできない
【ブルーストロングステージ】
片麻痺患者を6段階で評価する
stage1は弛緩性麻痺
stageⅢは共同運動の完成
stageⅣは分離運動が可能なことを示す
一つ以上の課題が可能なら一つ上のステージになる
上肢
stage1
随意運動なし、筋緊張低下
stage2
随意的な筋収縮
stage3
共同運動による関節運動がある
stage4
1、手背を腰部につける
2、肘関節伸展位で上肢を前方水平位へ持ってくる
3、肘関節屈曲90°で前腕を回内・回外する
stage5
1、肘関節伸展位かつ前腕回内位で上肢を側方水平位まで挙上する
2、肘関節伸展位のまま腕を前上方へ垂直位置まで挙上する
3、肘関節伸展位で前腕を回内・内外する
下肢
stage1
随意運動なし
stage2
随意的な収縮なし
stage3
股関節、膝関節、足関節が同時に屈曲
stage4
1、在位にて膝関節を90度以上に屈曲し、足部を床上で後方へ滑らす
2,足部を床から持ち上げに足関節を随意的に背屈する
stage5
1、立位で荷重していない方の膝関節だけ屈曲する
2、立位にて踵を前方に少し振り出し膝関節伸展位で足関節だけを背屈する