認知症の原因
1、脳実質の変性によって起こる変性認知症
2、脳血管の障害によって起こる認知症がある
葉酸、ビタミンb欠乏症は認知機能低下を招く
正常水頭症の症状
1,認知機能
2、歩行障害
3、尿失禁
慢性硬膜下血腫
1,認知機能
2、頭痛
3、嘔吐
4、片麻痺
5、歩行障害など
脳の障害
被殻・視床出血でも発生するがいずれも内包への出血の進展、浮腫による内包への圧排が原因になる
→被殻
脳の中央部に存在する強化学習に働きを持っている
→内包
大脳皮質と大脳基底核の間を結ぶ神経線維の通り道のこと
→大脳皮質
神経線維の多い白質(神経線維が多いところ)のこと
ワンベルク症候群
延髄、特に外側に障害が発生している
めまい、嘔吐、嚥下障害
→延髄
大脳や小脳と脊髄を中断点に位置している
呼吸中枢や循環中枢などの生命維持に重要な中枢神経が存在している
具体的には、呼吸、嘔吐、嚥下。心拍数、消化など
前頭葉の働き
運動機能、眼球の随意的共同運動、言語中枢、感情や判断力
障害
流暢に話せなくなる
無関心
注意散漫など
正常圧水頭症
水頭症の一種
原因
脳と脊髄の間の神経経路をゆがませが症状を引き起こす
50%以上の原因は不明
歯状核
随意運動の制御
【感覚機能】
聴覚は側頭葉の聴覚野で感じている
蝸牛神経→蝸牛神経核→上オリーブ核→下オリーブ核→内側膝状体→上側頭回の順に伝わる
後頭葉で感じている
視神経→視交叉→視索→外側膝状体→視放線→視覚野の順に伝わる
脊髄後索路を上行する
*後索路は主に深部感覚を伝達する神経である
外側脊髄視床路は温覚・痛覚を伝える経路であり脊髄の側索を上行する。
舌の3分の2を顔面神経、3分の1を舌咽神経がつかさどる
大脳皮質から発生し運動繊維を脊髄と脳幹に運ぶ
大脳皮質運動野→放線冠→内包後脚→大脳脚→延髄→脊髄側索→脊髄前角細胞という順番で辿る
このどこかの部位に障害があると運動麻痺が発生する
【脳の働きの疾患】
機能
聴覚認知、言語の受容、視覚的な記憶、感情
障害
ウェルニッケ失語とは
話し方は滑らかだが言い間違えが目立つ
味覚を除く感覚をつかさどる
障害
体側運動麻痺、感覚障害、視床痛など
整形外科的検査
1、スパーリングテスト
方法
・起座位で行る
・頸椎を患側に側屈させる
・PTは頭部を上から圧迫する
・患側上肢の疼痛で陽性になる
意義
・椎間板圧迫試験である
・外側型椎間板破裂だと100%陽性
・神経根障害を判定できる
2、ジャクソンテスト
方法
・起坐位で行う
・PTは一方の手で患者の頭部を健側側に側屈させもう一方の手で患側の方を上から押す
・放散痛の発生もしくは疼痛の増強で陽性になる
意義
神経伸長テストである
3,下肢伸展挙上テスト
方法
・背臥位で行う
・PTは片側からかかとと膝を抑え膝伸展位のまま股関節を屈曲させる
→骨盤回旋、挙上を防ぐ
・挙上途中で坐骨神経の疼痛が生じると陽性になる
意義
・椎間板ヘルニアに対する最も適した試験である
・腰仙部に対する代表的な検査
4、大腿神経伸長テスト
・腹臥位
・膝を90度屈曲させたまま股関節伸展させる
・PTは骨盤を抑え固定する
・大腿前面に疼痛が生じた場合陽性になる
意義
上位腰椎椎間板ヘルニアでは100%陽性になる
5、ヤーガソンテスト
方法
・起座位
・肘を90度屈曲させたまま前腕を回外、回内させる
・上腕二頭筋長痛みが生じると陽性
意義
・肘を90度屈曲させることで上腕二頭筋の強い収縮が起こる
【神経の構造】
神経の種類
1、中枢神経
概要
・思考をはじめとした高次な機能を担当する
・脳と脊髄がある
2、末梢神経
概要
・身体の様々な働きに関わっている
・体性神経と自律神経に分かれている
・知覚神経と運動神経の二つがある
・五感などの感覚器で捉えた情報を中枢神経に伝える
・代謝や体温、呼吸の最低限必要な働きをする(24時間)
・交感神経と副交感神経に分かれている
・身体の活動性を生み出す神経
・昼間や活発的に動くとき優勢になる
・血圧、脈拍数、体温の上昇がする
・夜間や睡眠時などのリラックスしているときに活発に活動する
・血管拡張、血圧降下、心拍数低下、筋肉の弛緩、発汗抑制などの作用がある
【脳の構造】
脳の80%を占める
大脳皮質と大脳辺縁系から成り立っている
大脳皮質は判断、思考などの理性的なこと、大脳辺縁系は欲望などの本能的なことにかかわる
・嗅覚を除いた感覚神経を中枢する
中脳、橋、延髄から成り立っている
・随意運動の調節、姿勢保持などを行っている
・障害された場合、姿勢保持ができず真っ直ぐ歩けない