2022-01-01から1年間の記事一覧

牽引療法 1、一般的効果 椎間関節周囲軟部組織の伸展 椎間板、椎間間接の軽度の変形、変位の矯正 椎間関節の離開 椎間孔の拡大 マッサージ効果による循環改善・促進 幹部の安静・固定 2、禁忌 悪性腫瘍、脊椎カリエス、強調性脊椎炎、骨軟化症、脊椎分離症…

義肢装具学 【装具の目的】 1、体重支持 2、変形の予防または矯正 3、病的組織の固定や保護 4、失われた機能の代償 5、不随運動の制御 【装具の基本原則】 1、簡単に 2、生理的に 3、外観よく 4、軽量に 5、頑丈に 6、安価に作成する

超音波 適応 1、関節可動域制限 2、疼痛 3、軟部組織損傷・骨折 禁忌 中枢神経、眼、耳、生殖器、妊婦、深部静脈血栓、循環障害部位 紫外線 適応 1, 2,アトピー性皮膚炎 3、褥瘡 禁忌 1、出血傾向の強いもの 2、悪性腫瘍 3、光線敏感 4、パセド…

物理商法 赤外線療法 絶対的禁忌 1、瘢痕(火傷の傷跡) 2、縫合部(縫い合わせ) 3、感染 4、悪性腫瘍 5、バージャー病 6、アテローム血栓性脳梗塞 7、光過敏症を有する疾患 8,急性期の炎症性疾患 9,出血傾向の強い疾患 相対的禁忌 1、皮膚鈍麻 2…

冷却の生理作用 (1)血液への作用 1、前半血流減少 2、後半血液増加 (2)神経・筋への影響 1、神経伝達速度への遅延 2、疼痛閾値を高める (痛みを感じらくなる) (3)筋量変化 (4)痙性の抑制 (5)筋収縮活動の刺激 (6)結合組織の伸張性低下 (7)呼吸と…

失語の種類と特徴 1、ブローカ失語 言語表出の障害であり音声、文字による言語表出ができない 言語を理解することはできる 中大脳動脈や内頚動脈の領域が原因になる ブローカ野は大脳皮質の前頭葉にある 2、超皮質性運動失語症 言語表出障害に比べて復唱は…

【ブルーストロングステージ】 片麻痺患者を6段階で評価する stage1は弛緩性麻痺 stageⅢは共同運動の完成 stageⅣは分離運動が可能なことを示す 一つ以上の課題が可能なら一つ上のステージになる 上肢 stage1 随意運動なし、筋緊張低下 stage2 随意的な筋…

半側空間無視の理学療法アプローチ(左) 1、左側への注意喚起 2、左側身体への聴覚刺激 3、左方向への体幹軸回旋運動 4、左側からの声掛け 【プリズム適応療法】 視野を右にずらすプリズム眼鏡をかける(視野を右にずらす) 目標物を指す課題を繰り返す カ…

理学療法専門クエスチョンバンク 劣位半球の脳梗塞 劣位半球と優位半球 ある特定の機能に密接に関わっている大脳半球のこと そうでない大脳半球を劣位半球という 【優位半球の障害】 ・観念失行(対象物を認識できるが使えない状態) ・純粋失読(文字を読めな…

アロディニアについて 通常では痛みを感じない程度の刺激に対して痛みを感じる現象のこと 視床出血の二か患側上肢にみられることがある 中枢神経の可塑的変化が要因になる 痛覚への刺激を持続させると侵害受容ニューロンの感受性が亢進させる(神経の過敏化) …

脳の障害 放線冠 錐体路の一部であり片麻痺を起こす ブローカ失語(前頭葉)、ウェルニッケ失語(側頭葉) 延髄 球麻痺 舌やのどの障害になる 後頭葉 視覚障害

認知症の原因 1、脳実質の変性によって起こる変性認知症 2、脳血管の障害によって起こる認知症がある 葉酸、ビタミンb欠乏症は認知機能低下を招く 正常水頭症の症状 1,認知機能 2、歩行障害 3、尿失禁 慢性硬膜下血腫 1,認知機能 2、頭痛 3、嘔吐 …

PTクエスチョンバンク p539 水頭症 認知症 尿失禁 歩行障害 くも膜下出血から数週間から数ヶ月で発症する 血管攣縮 くも膜下出血から2日~3週間の間に発症する 脳の血管が就職して悪化すること 四肢の運動麻痺や意識障害が起こる 再出血 くも膜下出血の再出…

脳の障害 1、延髄外側 延髄は循環や嘔吐、嚥下、呼吸、心拍数に関わる 延髄背外側の病果ではワンベルク症候群 めまい、嘔吐、小脳性運動失調症、同側顔面、対側上下肢と体幹の解離性感覚障害 2、内包前脚 認知症をきたす 3、前頭葉 1,運動の遂行に関わ…

脳の障害 片麻痺 原因の多くは脳卒中によるもの(脳梗塞、脳卒中) 被殻・視床出血でも発生するがいずれも内包への出血の進展、浮腫による内包への圧排が原因になる →被殻 脳の中央部に存在する強化学習に働きを持っている →内包 大脳皮質と大脳基底核の間を結…

【感覚機能】 聴覚 聴覚は側頭葉の聴覚野で感じている 蝸牛神経→蝸牛神経核→上オリーブ核→下オリーブ核→内側膝状体→上側頭回の順に伝わる 視覚 後頭葉で感じている 視神経→視交叉→視索→外側膝状体→視放線→視覚野の順に伝わる 深部感覚 脊髄後索路を上行する …

整形外科的検査 1、スパーリングテスト 方法 ・起座位で行る ・頸椎を患側に側屈させる ・PTは頭部を上から圧迫する ・患側上肢の疼痛で陽性になる 意義 ・椎間板圧迫試験である ・外側型椎間板破裂だと100%陽性 ・神経根障害を判定できる 2、ジャクソン…

【神経の構造】 神経の種類 1、中枢神経 概要 ・思考をはじめとした高次な機能を担当する ・脳と脊髄がある 2、末梢神経 概要 ・身体の様々な働きに関わっている ・体性神経と自律神経に分かれている 体性神経 ・知覚神経と運動神経の二つがある ・五感な…

【腎臓のついて】 1,構造 縦約10㎝ 横約5㎝ 重さ130g 左右一対の構造 腹膜後器官(壁側腹膜より後方にあること) 十二指腸、膵臓、副腎、上行結腸、下行結腸、直腸がある 位置 第12胸椎~第3腰椎 右腎は左腎よりやや低い位置にある 右の腎動脈の方が左の腎…

【パーキンソン病の治療】 パーキンソン病の歩行 歩幅や遊脚期におけるクリアランス(足底から床までの距離)の低下、ストライド時間(一周忌で移動した距離)の変動性の増加、左右差が増加する すくみ足 歩行開始時や歩行中に足が地面にくっついたようになって…

【理学療法士を目指す学生向けパーキンソン病について後半】 【パーキンソン病の評価】 1、UPDS UPDRSはパーキンソン病の評価尺度であり4つのpartがある 各症状について左右差を部位ごとに評価可能である 点数が高いほど症状が重い part1:認知機能障害、…